没後35年、死してなお拡大していく寺山修司。
その寺山演劇の金字塔で寺山修司と母はつ親子をモチーフに描かれた戯曲「毛皮のマリー」。
最も美しく、最も文学的なこの作品を青蛾館創立35年の記念に上演致します。
今回、青蛾館ではオリジナルの「毛皮のマリー」とは別に、ニューヨークの老舗劇場ラ・ママ公演時にラストシーンなどを、大々的に改訂した、日本では未発表の「毛皮のマリー」を同時上演!演出は、寺山修司の片腕で氏の継承者でもある寺山偏陸。
両バージョンで4度目の毛皮のマリー役に挑むのは青蛾館・主催でもある、のぐち和美。花組芝居の加納幸和、シンガーソングライターの中村中、タレントの日出郎が、妖しくも美しく、舞台に花を添えます。
時代と共に進化してきた「毛皮のマリー」の集大成をご覧下さい!なお、両バージョン共、上演時間は90分を予定。