おりくち しのぶ(1887.2.11~1953.9.3)

*日本の民俗学者、国文学者、国語学者、詩人・歌人。
*柳田國男の高弟として民俗学の基礎を築く。
*同性愛者であった。
*「口ぶえ」という、男子中学生同士の恋を描いた若い頃の小説がある。
*養子の折口春洋(旧姓:藤井)は、事実上の配偶者だった。春洋は、1945年3月19日、硫黄島で戦死する。
*春洋の死後、1947年からは岡野弘彦(歌人)が書生として同居し、最期を看取った。

■代表作:『死者の書』『山越しの阿弥陀像の画因』『信太妻の話』『反省の文学 源氏物語』