昨年、『東京レインボープライド(TRP)』に初めてご協賛いただいたビズリーチ。引き続き今年もスポンサーとして参加してくださるビズリーチの執行役員・酒井哲也さんに、TRPの共同代表理事の杉山文野が話を聞きました。
杉山文野(以下杉山)そもそも『東京レインボープライド』に協賛していただくことになった背景から教えてください。
酒井哲也(以下酒井)2、3年くらい前から、各企業がダイバーシティの重要性を強く実感しはじめており、少しずつ企業も変化してきています。ビズリーチでも今後どのような働き方になっていくのかを考えたときに、多様な働き方を進めていくこと、そして、いろいろな属性の方々についてきちんと理解していくことが大切だと考えていました。そのようななか、その変化を会社としても学んでいきたいという想いから、昨年、『TRP』に協賛させていただきました。
杉山 昨年、初めて『TRP』に関わっていただいて、社内外で、どのような反響がありましたか?
酒井:社内研修にて杉山さんにLGBTに関する講演していただいたこともあり、社内ではLGBTへの理解が深まった、などポジティブな声が数多くあがっています。また、昨年の私たちのブースでは、ビズリーチのロゴの入った大きなレインボーフラッグを用意し、来場者の方々に「理想の職場」「理想の社会」というテーマでメッセージを書いてもらいました。1日目にしてすでにフラッグはメッセージで埋まり、新たに布を買い足すほど、たくさんの方からメッセージを頂戴しました。メッセージの中には例えば、「理想の職場」については、「わたしたちの個性が出せる場所」「理解し合える仲間のいる職場」「安心して意見が言える職場」などの声が寄せられ、『TRP』の後も、そのフラッグはしばらく社内に掲示していました。そのフラッグを見るたびに、これだけいろんな人の気持ちや意見が寄せられたことに、あらためて感動を覚え、多様な働き方を進めていかなければと感じました(*昨年のブースのもようはこちら:https://reachone.bizreach.co.jp/entry/2018/05/18/133431)。