■取り組み②「ブース展開」
取り組みの2つ目は「ブース展開」です。単にプロモーションというのではなく、JTがLGBTQの支援に対して、賛同する企業であることを示すブースにしたかったんです。そして、それによって、参加している社員メンバーにもそのことを感じてもらいたかったんです。
こだわったのは2点です。まずは「CHOICE提案型」で、JTの商材を通じた来場者とのコミュニケーションを大事にしよう、ということです。
実は今回、グループ会社である、「アメリカンスピリット」というアメリカのたばこブランドの国内販売会社である「株式会社トゥルースピリットタバコカンパニー」と、葉巻やパイプたばこ、キセルなどの販売等を行っている「日本たばこアイメックス株式会社」と連携して、喫煙様式の「CHOICE提案」という方法で、プロモーションを行いました。具体的には、紙巻きたばこ、高温加熱型たばこ、低温加熱型たばこ、無煙たばこの4つなのですが、これによって参加者とのコミュニケーションを図りました。
もう一つは、『TRP2019』への参加に向けて、私たちがどういう取り組みをしてきたかを知ってもらうことにこだわりました。具体的には、勉強会のために作った動画を上映したり、また、勉強会で社員に書いてもらったアライとしての「行動宣言」を書いたカードをブースで掲示したりしました。
■取り組み③「社内共有」
3つ目は「社内共有」です。どういう思いで、どのような取り組みをしたのか、ということを、社内HPで記事や動画を掲載することで共有することができました。嬉しいことに、執行役員の方からも温かいコメントをいただくことができました。それによって、一気に社内での認知が広がり、他の都市で行われているプライドイベントにも参加しようという声も出てきて、実際に参加をしたものもありました。私はTRPでの事例を共有するために、必要に応じて地方に行かせてもらって、講師としてしゃべることもありました。