●初めて沖縄県が後援に
今年は沖縄県が後援についたこともあり、オープニングでは玉城デニー沖縄県知事からの祝辞が代読された。また、那覇市は共催であり、城間幹子那覇市長からも祝辞が読まれた。
「はいたい。ぐすーよー ちゅーがなびら(こんにちは、みなさんお元気ですか?)。沖縄の夏はまだまだこれから。日陰に入ると風があって涼しいです。今日は日も照っているので、影、影、影と歩いてください。でも人生は陽の当たるところ、表、表、表で頑張りましょう! これからも人権が尊重され誰もが心豊かに安心して暮らせる街の実現を目指し、皆様との共同により取り組んで参りますので、どうぞ、ゆたさぬぐとぅ うにげーさびら(よろしくお願いします)」と沖縄の方言を交えた祝辞はとても印象的だった。
那覇市はブースも出しており、那覇市の取り組みについて紹介。実際の「那覇市パートナーシップ登録証明書」の見本も展示されており、制度の利用を検討する人が足を止めて見ていた。 また、レインボーなはへの応援メッセージも集めており、LGBTだけではなく誰もが住みやすい社会になるようにとの願いが込められたメッセージが多く集まっていたのが印象的。
琉球新報社の建物内では県内の自治体職員向けに渋谷区の取り組みについての講演会も実施され、今後那覇市以外でもパートナーシップの取り組みが広がるよう皆熱心に受講されていた。