夏休みには、あんまり家に居たくないのに自然と家に居る時間が長くなったり、実家に帰省しなければいけない方も多いと思います。本当にお疲れ様です。

LGBTにとって「家族」は、大きな問題です。LGBTが他のマイノリティと大きく違うことは、「家族が全く知らない場合が多い」ことです。

人種や言語などのマイノリティは、親もマイノリティに属していて悩んだり差別を受けたりした経験がある、という場合が多いと思います。身体障害や病気などは、本人よりも親のほうが詳しく調べて知識を持っている、あるいは本人が知らないことも家族が知っている、という場合がほとんどだと思います。既に共通の話題が存在していて、それについての価値観がぶつかることもあると思います。

一方で、LGBTは、ほとんどの場合「そこに話すべき話題があるということを、家族に説明する」という超難関な第一歩が必要です。あるいは、必死に家族に隠さなければいけないのです。同性婚ができる国でも、「よその誰かが同性愛者だったりトランスジェンダーなのは良いが、うちの子どもたちは違う」と思っている親が多いと、支援団体の方から聞いたことがあります。日本でも、親にカミングアウトするなんてことは、想定されていないことが、まだまだ多いのです。

でもね、家族の問題ってLGBTだけじゃないですよね。学歴、職業、時には趣味嗜好まで、なんだか価値観合わないなーって思っている方も多いと思います。

そんな、お盆に実家に帰省して、どっと疲れた方々を癒す作品たちを紹介したいと思います。

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