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カルチャー:書籍

2020.02.07

[特別インタビュー]自伝エッセイ『あたいと他の愛』を上梓した、もちぎさんに聞く

 2018年10月にTwitterを始めるや、瞬く間にフォロワー数を伸ばし、2020年1月現在53.6万人もがフォローする人気インフルエンサーとなった、もちぎさん。19年8月に初めての著作『ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。』(KADOKAWA)を刊行。ゲイ風俗で働...

カルチャー:書籍

2019.12.27

2019年をLGBTQで振り返る[書籍編]

こんにちは。ティーヌです。 改めまして、「読書サロン」という、LGBTの登場する小説を応援する会の主宰です。毎春、東京のプライドウィークに、紀伊國屋書店で行っている『LGBTを知る100冊!』ブックフェアの選書を担当しています。2020年も開催しますのでどうぞよろしくお願いし...

カルチャー:書籍

2019.12.23

第11回:現実を知るためのフィクション

日に日に、現代社会が、ディストピア小説らしさを深めており、だんだん気持ち悪いともなんとも思わなくなってきてしまいましたね。そんなときにオススメしているのが小説です。残念ながら、小説は、内閣の不正を追求したり、消費税を無くしてくれたり、薬を買うための補助金をくれることはありませんが...

カルチャー:書籍

2019.10.30

第10回:ポスト同性婚法制化の物語

先日、東京で行われた台湾のレズビアン作家・陳雪さんと、松浦理英子さんの対談に参加してきました。松浦理英子さんが対談の中で、小説は、特に日本の物語は、常にマイノリティーを主役に描いてきた、と言っていました。録音はしていないので、一字一句正しくはないのですが、だいたいそんな感じ。松浦...

カルチャー:書籍

2019.09.10

第8回:[特別編]李琴峰さんインタビュー〈前編〉

今回の「ティーヌが案内するLGBTを考える小説入門」は、特別編です。TRP共同代表理事の山縣真矢さんと一緒に、第161回芥川龍之介賞に、「五つ数えれば三日月が」がノミネートされた李琴峰さんにお話を伺ってきました。そのインタビューの様子をお届けします。 琴峰さんは、私...

カルチャー:書籍

2019.08.19

第7回:分かり合えない家族の物語

夏休みには、あんまり家に居たくないのに自然と家に居る時間が長くなったり、実家に帰省しなければいけない方も多いと思います。本当にお疲れ様です。 LGBTにとって「家族」は、大きな問題です。LGBTが他のマイノリティと大きく違うことは、「家族が全く知らない場合が多い」こ...

カルチャー:書籍

2019.09.11

第9回:[特別編]李琴峰さんインタビュー〈後編〉

今回の「ティーヌが案内するLGBTを考える小説入門」も特別編、前回の李琴峰さんのインタビューの後編です。 [caption align="aligncenter" width="320"]  [/caption] (プロフィール) 李琴峰(り・ことみ/Li Ko...

カルチャー:書籍

2019.07.18

第6回:社会的な存在であれ!

「LGBTは、ロールモデルがない」なんて、よく言われています。 この前はNetflixの人気番組『クィア・アイ』に出演しているタン・フランスもインタビューで言っていました。そもそも、「ロールモデル」って何ですかね。私、イマイチよくわからずに、今までこの小難しい言葉を...

カルチャー:書籍

2019.06.18

第5回:警察のお世話になれ!

前回は、日本で「禁断な」表現は何かということを書きました。簡単に大事なことをまとめますと、年齢制限などの自主規制は、いずれもメーカーや販売店を縛るものです。読者の行動を制限するものではありません。そして、その規制が本当に必要なのか、どのような形が良いのか、という批判は常にある...

カルチャー:書籍

2019.05.18

第4回:あなたの変態はどこから?

 私は頭から!  私は、文章は最も刺激的で過激な表現手段であると考えています。  だって小説を楽しんでいるとき、私たちは、文字だけを頼りに、その場面を想像したり登場人物の感情に揺さぶられたりするのです。ほとんど読者の脳内の作業です。目の前に広大な海があったり、目の前で友人...

カルチャー

2019.06.03

『僕が夫に出会うまで』著者・七崎良輔さんに聞く

2016年10月、築地本願寺で初となる同性結婚式を挙げ、また「LGBTコミュニティ江戸川」の副代表として、2019年4月1日から導入された江戸川区での同性パートナーシップ制度実現のために尽力してきた七崎良輔さん。そんな彼が、幼少期から思春期、青年期にかけて経験してきた、いじめや...

カルチャー:書籍

2019.03.17

第3回:近すぎてよく見えてないかもしれない物語

 さて、前回「遠く離れた場所の物語」では、翻訳小説が苦手な方のために、4つの問題解決の方法を紹介しました。1)翻訳小説が苦手なのは、問題ではないと思うこと。2)小説を声に出して読むこと。3)自分に合った翻訳者を探すこと。4)そして、著者の宗教や信仰の特徴を知ること。どうでしょ...

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